ジャマイカへの自動車輸入
概要
ジャマイカ政府は1989年以来、自動車貿易自由化のため、また必要な法規・基準の順守を徹底させるため、様々な政策を導入してきました。それ以来、ジャマイカで質の良さと手の届く価格により好評を得ている日本車は、その需要が着実に伸びています。
日本の中古車は現在、世界の160あまりの国へ輸出されています。その一つであるジャマイカでは、道路を走る車の90%以上が日本車です。2005年には9,000台を超える中古車が、公認業者及び個人によって日本からジャマイカへ輸入されました。
ジャマイカの自動車関連政策の詳細は、下記のサイトをご覧ください。http://www.tradeboard.gov.jm/tb/doc/motor_vehicle_policy.pdf
ジャマイカへの自動車輸入に関する規定と手続き
Based on Cabinet Decision No. 45/11, dated November 21, 2011, the Motor Vehicle Imports Policy has been amended to allow for the extension of the maximum age for importation of motor cars and light commercial vehicles to 5 years and six years, respectively.
The ages of these vehicles will be calculated using the current methodology for determining the age limits on motor vehicles (ISO, JIS or Age Verification Manual) as stipulated in Section 8.0 of Ministry Paper No. 73 dated June 2004 (Motor Vehicle Imports Policy).
The amended age limits took effect on Thursday December 01, 2011.
ジャマイカに自動車を輸入しようとするいかなる個人も企業も、車両のジャマイカ向け船積みの手配を行う前に、まずTrade Board(貿易局)に輸入許可証を申請し、許可証の発行を待たなければなりません。輸入許可証申請は、申請書が適切に記入されており、全ての関係書類を揃え、指定箇所に社印の押印や正式な署名をして提出されれば、貿易局では通常一日で処理されます。
最初に輸入許可証を取得せずに自動車を輸入することは、関税規定違反ですので、留意してください。車両の没収及び(または)車両価格最高3倍額の罰金を支払う結果となる場合があります。
輸入許可証が発行されれば、輸入者は車両船積みの手配を始めることができます。
自動車がジャマイカに輸入される際、輸入者は公認通関業者に車両の通関業務を依頼しなくてはなりません。通関業者は輸入者に対して、必要な情報と書類、手続きの流れ、港や埠頭の料金、税関に支払う関税、そして通関業者の業務に支払う料金について、伝えます。
文書が処理され、全ての関税や料金が支払われてから、通関業者は港の通関手続を進めることができます。
必要な文書は次の通りです。
ジャマイカにバスを輸入しようとする個人や企業はまず、住宅・運輸・水資源・公共事業省からの許可を得なければなりません。
輸入許可証、税関手続き、料金、ジャマイカ向け輸出検査(PSI)に関する詳細は、次のサイトをご覧ください。
www.jacustoms.gov.jm
www.tradeboard.gov.jm
www.autoterminal.co.jp
公認自動車業者
ジャマイカの公認自動車業者一覧は、こちらをご覧ください http://www.tradeboard.gov.jm/tblweb/MVDealerMain.php
ジャマイカで購入した中古車に関して何らかの問題に直面している消費者の方は、公正取引委員会 https://jftc.gov.jm及び(または)消費者問題委員会http://www.consumeraffairsjamaica.gov.jmをご覧になり、是正・救済手段について参照してください。
日本の中古車業者の一覧は、日本中古車輸出業協同組合のサイトでご覧になることができます。https://www.jumvea.or.jp
ジャマイカの輸入者は、インターネット上での中古車購入については、充分注意を払い慎重であるよう留意をここに喚起いたします。